午前に行うべき業務、午後に行うべき業務

業種や業態によりますが、多くの企業は午前9時から仕事が始まって午後5時や6時が定時となっているのではないでしょうか。
実は、時間帯によって向いている業務と向いていない業務があります。

結論から言うと、高度な思考は午前の内に行うべきで、クリエイティブな業務は午後の方が向いています。

人間は睡眠中に脳の中が整理されているのに加えて、午前中はセロトニン、ドーパミンといった脳内物質が優位になり、これらは集中力を高めるのに重要な約割があるそうです。

特に起床してからの2~3時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれ、脳が最も活動できる時間帯とのことです。
朝起きてから家を出るまで1時間、さらに通勤に1時間かかるとしたら、ゴールデンタイムは1時間しか残されていません。
したがって、午前中に重要性の低い会議を行うといたことは避けた方が良いでしょう。

午後から夜にかけてはアセチルコリンが分泌されやすくなります。
アセチルコリンが活発になると海馬からθ波出て、発想力や記憶力が高まると言われています。

肉体同様に時間が経つにつれて脳も疲れます。
疲労に伴って思考力も低下しますので、考える仕事は午前中、発想が必要な仕事は午後といったように、午前と午後、それぞれに向いている仕事をすることで、業務の効率が高まることが期待できます。

よろしければ、話の種として使ってください。

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