習慣化したい朝の行動

Appleの創業者である故スティーブ・ジョブズは、毎日黒のタートルネックにジーンズ、スニーカーという服装だったことは有名な話です。
これは、朝という脳が最も効率よく働く時間帯に無駄な意思決定をしないことで、思考力を無駄に浪費せずにすむという効果があります。

その他、スマートフォンでゲームをする、SNSを見るという、誰もがやりがちなことも、脳に無駄な疲労を与えてしまって1日の作業や意思決定の効率を下げる朝の行動になります。

では、逆に朝に行うと良い行動というのはどういったものでしょうか。

軽い運動

アメリカのイリノイ大学の研究によると、朝に軽い運動を20分すると、以下の4つの脳内物質が分泌されるそうです。
これらは、毎日に生活や業務において、パフォーマンスに大きな影響を与えるものです。

  1. BDNF(脳由来神経栄養因子)
  2. ドーパミン
  3. ノルアドレナリン
  4. セロトニン

BDNF(脳由来神経栄養因子)

BDNFは神経細胞の維持、成長を促す物質です。
特に海馬、大脳皮質といった学習、長期記憶、高度な思考において重要な領域に多く含まれています。
65歳以上になると加齢に伴って低下するようです。

ドーパミン

ドーパミンは、快感、多幸感、意欲、運動調節といったことに関連する神経伝達物質の一つです。
達成感や快い感情をもたらす役割があるため、毎日の業務や生活における精神的な機能において重要なホルモンだといえるでしょう。

ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは、交感神経の情報伝達物質としての役割があり、分泌されることで注意力、判断力、集中力が高まります。
ノルアドレナリンが適度に分泌されている時、人は適度な緊張感があり、やる気や集中力が向上し、ストレスに対する耐性も強くなるといった効果があります。

セロトニン

ドーパミンやノルアドレナリンが分泌されることでプラスの効果がありますが、過剰に分泌されると精神面、肉体面においても不都合があります。
セロトニンは、それらのバランスを調整することで、精神を安定させる大きな役割を持つ神経伝達物質です。

水を飲む

アメリカのコネチカット大学の研究では、通常の状態から1.5%の脱水状態になると、疲労感、集中力の低下、記憶力の低下といった症状が見られるとのことです。
しかし、人間は体の水分量が適正状態から2%程度以上減少しないと、喉が渇いたと感じないそうです。

睡眠中にコップ1~2杯分水分が失われているとのことで、体重60kgの人であれば、朝起きた時点ですでに0.5~1%以上の水分が失われていることになります。

食事で賄う水分と、通勤時の発汗のバランスによっては、業務開始時に1.5%以上の脱水状態になっている可能性があります。
そういったことを防ぐためにも、朝の飲水は重要と考えられます。

読書

一晩寝た状態で頭がリセットされていますので、新しい知識・情報が入りやすく、また新しい発想が生まれやすくなっています。
朝にじっくり読書をする時間を取れる人は少ないかもしれませんが、電車で通勤をしていたら本を読む時間はあるはずです。
車で通勤するのであれば、オーディオブックという選択肢もあります。

最後に

ビジネスマンにとって効果がありそうなものを3つだけご紹介しました。
ご参考になれば幸いです。